菊の香恋ひし


■2012年05月11日(金)14:11  『少女塾文化人形展』DM用作品試作 完成
top240511.jpg 120×120 8K一気に制作する事が出来なかつたので、時間が掛かつた感があるが無事完成。
デザイン画と比べると作りながらかなり変更していつたが全体的なフオルム等はイメージ通り。
スタンドタイプのつもりはなかつたがキチンと自立するのが可愛い処。
ほんのちよつぴりのつま先と太すぎず細すぎずの足、
全体にずんぐりとしつゝもスマートさがあり、
超ミニスカートから少し覗くふんはりブルマーで可愛らしい幼さをプラス。

洋服の柄布は古布ではなく、七十年代の花柄の生地を使用。
60`sや70`sのムードはもともと自分の好きな世界で永遠のテーマでもあるので
その頃のポップで有りながらもデイープなムードを少し入れて不思議感をエッセンスに。
袖は白いジヨーゼツトで清楚な感じを入れつゝふんはりと愛らしく。
手足を肌色にしたのも好い感じになつた。

さて、すみれさんのおちびさんと花子さんのお花と一緒に撮影するのがとても楽しみ。
可愛らしいものが好きなをとめ達の世界を表現出来ると良いな。

■2012年05月02日(水)10:19  『少女塾文化人形展』DM用作品試作 その三
top240502.jpg 120×120 7Kボンネツトを三回目にしてやうやく程好い感じに出来た。
髪の毛はパンチパーマ用のヘアゝイロンでくるりんとカール。
これだけの事なのだが纏まつて集中する時間が取れず結構手間が掛かつた。
然し小さいとボンネツトを付けるのが中々難しい。
次の塾の課題に良いかと思つてゐたが少し難しいので保留。

デザイン画と随分違つてきたが、
目とボンネツトの間に余り余裕が無いので横毛は無い方が良い感じ。
手は糸ジヨイントで動くやうにした。
洋服を着せたらそれ程動かないと思ふので、気持ち程度。
次は洋服だが、デザイン画通り古布にするか、別のものにするか検討中。

■2012年05月01日(火)10:12  躑躅
top240501.jpg 120×120 6K子供の頃は好きではなかつた躑躅。
小学校の春の遠足は必ずつゝじ山公園で、遠足は楽しいが躑躅は全く興味が無かつた。
そんな躑躅を好いなと思へるやうになつたのは何時頃か、余りよく覚えてゐない。
然し今は桜が終はると次に楽しみなのが躑躅。
此れも叉群集で咲いているのが好い。葉の緑と花のピンクのハレーシヨンが鮮やかで美しい。

この季節になると必ず読みたくなるのが泉鏡花の『竜潭譚』。始まりの「躑躅か丘」が好き。
物語の流れの背景に蒼い空と一面躑躅の世界がちよつぴり恐ろしい位に広がつていく。

「空よく晴れて一点の雲もなく、風あたたかに野面を吹けり。
ー中略ー
行く方も躑躅なり。来し方も躑躅なり。山土のいろもあかく見えたる。
あまりうつくしさに恐ろしくなりて、家路に帰らむと思ふ時、わがゐたる一株の躑躅のなかより、
ー中略ー
見渡せば、見まわせば、赤土の道幅せまく、うねりうねり果しなきに、両側つづきの躑躅の花、
遠き方は前後を塞ぎて、日かげあかく咲込めたる空のいろの真蒼き下に、彳(たたず)むはわれのみなり。」

■2012年04月26日(木)13:14  八重桜
top240425.jpg 120×120 6K気が付いたら桜の季節は終はり、
桜に包まれてゐた此の世の中も又普通の世界に戻つてゐた。
桜が散つてしまふと少し切ない気分。
来年までさやうなら、と心の中で手を振つて何とか此の恋心を収めやうとする。
でも若葉の季節も好きだから、爽やかな風に吹かれて緑を味はひたい。
などゝ物思ひに耽り乍ら歩いてゐたら、八重桜に遭遇。
桜はやつぱり染井吉野が好きだけど、八重桜も叉好い。
ぼつてりと重さうに咲く花が重さうに風に揺られて桜の塊が空に舞ふ。
桜は本当に、青い空が好く似合ふ。

■2012年04月16日(月)11:16  『少女塾文化人形展』DM用作品試作 その二
top240416.jpg 120×120 5Kスタンド仕様にしなかつたのだが、立たせてみたら自立した。
次は靴底の強度を上げようと思ふ。
アンテイークのベールの生地で、ふんはりブルマーのつもりが
余りふんはりとならなかつたが、この大きさだとこの位が丁度良いかな。
試作のボンネツトは少し小さめなので、作り直す予定。
髪の毛も仮の姿で取り敢えず当てゝみた。直毛も可愛い。
デザイン画のイメージとは違ふが、くるりんカールの前髪の気分。

■2012年04月15日(日)17:25  『少女塾文化人形展』DM用作品試作
top240415.jpg 120×120 5K一度作つてみた足を作り直し、最初のデザイン画とは少し変更することにした。
小さいので足をジヨイントにしてお座りが出来るやうにしようと思ふ。
スタンドタイプではないが、靴には底をつけてみた。
つま先が少しちよんと出てゐると可愛いなと思ひ、靴は後から履かせるタイプに。
待ち針が一杯刺さつてゐる姿は何とも言へないが
少しづゝ人形が出来上がつてゆくこの工程も叉愛しい。
デザイン画より一回り大きく仕上がりさうなので叉作り直すかも知れないが
取り敢えず仕上げてみようと思ふ。

■2012年04月13日(金)10:32  桜の絨毯
top240413.jpg 120×120 7K桜が散り始めた。
暖かな日差しの中、爽やかな風に乗つて。
「桜吹雪」とは好く言つたものだと思ふ。
唯の吹雪は嬉しくないが桜吹雪は何だか幸せになる。
街の彼方此方に桜の花弁が降り積もり、世の中の様子が変はる。
街も人も桜の魔法にかけられたやうに、桜に包まれる日々。
此処は桜の花咲く不思議の国。
今年も叉この愛しい日々を桜は慌しく駆け抜けてゆく。
をとめごゝろに名残惜しい気持ちを残して、
まるで切ない恋をしてゐるかのやうに。

■2012年04月06日(金)14:46 
top240405.jpg 120×120 8K毎年この季節になると桜が一番の楽しみ。
一気にどつと咲いてどつと散る、繊細なように見えて豪快なところも叉好い。
この時期は天候も不安定だし、あつといふ間に桜が散つてしまふのでとても急かされる気がする。
春先は体調や気分も不安定に成りがちだけど、そんな処からも来てゐるのかな。
昔の日本人が桜が好きだつたお蔭で桜の木が彼方此方に植ゑられ、
今も桜を楽しむ事が出来るのではないかといつも考へてしまふ。
といふか、好きなものが今も昔も変はらないのは日本人だからだらう。
こんな事で日本人である事に感謝してしまふ程、自分にとつて桜はうつくしいものだ。
春の歌を読みたくなつて久しぶりに古今和歌集を開いてみた。

さくら花ちりぬる風のなごりには 水なきそらに浪ぞたちける   つらゆき

■2012年04月03日(火)21:01  『少女塾文化人形展』DM用作品デザイン画
top240403.jpg 120×120 7K人形のイメージを簡単にイラストにしてみたゞけなのでお粗末なものなのだが
イラストにしてみるとやはり判り易い。
実寸サイズで描いたので、ボンネツトを入れて約8.5cm。
折角なので唯文化人形を小さくするだけでなく少し遊んでみようと思ふ。
超ミニスカートにしてチラ見えブルマー、袖はパフスリーブ、
靴はつま先をつけて、手には親指、手首には花の飾りを。
色は赤を基調にしてオーソドツクスに。
洋服の柄は猫。がこの大きさに上手く入るだらうか。
さて、妄想通りに出来上がるかな?

■2012年03月26日(月)11:51  閉幕お茶会
top240326.jpg 120×120 6K昨日は『雛によする展覧会』最終日。と云ふ事で、閉幕お茶会!
桜餅と桜のお饅頭と桜のお茶とすみれさんの春らしいおちびさんで、一足早く桜尽くし。
日本茶なのにティーカップといふのが妙な感じだけれど
和洋折衷な文化人形の世界と通ずるような…気がしないでもない。
でも「湯飲みで紅茶」は余り飲む気がしないな。

すみれさんとうのきょうこさんと三人で撮影会をしてから頂いた。
可愛い人形達に囲まれて、和やかなお茶の時間が過ぎていつた。
人形制作の話や日々の話、スマホのアプリの話など話題は様々。
手相アプリで手相を占つたり、何だか楽しい部室のやうな。
もともと展示は塾の授業とは違ひ、部活動のやうなイメージだつた。

さて、次は夏の文化人形展。
作品の構想やらDMの制作やらどんどん進めていかなくては。

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